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あなたの知らない(知ってるかもしれない)SCPの世界 [UEC Advent Calendar 2022] 24日目

Published on 2022-12-22
Last Modified 2023-12-01

Table Of Contents

はじめに

あなたは誰?

始めまして。基礎科学実験Aを落としそうな22生のInと申します。

アドベントカレンダーの募集をtwitterで見て、楽しそうだなと思ったので初参加です。いろいろと至らない点があるかもしれませんが、ある程度温かい目で見守っていただけるとありがたいです。

え?この記事、CSS適用されてませんよだって?ほならね?(以下略) (手打ちの温かみのあるサイトなので許して)

この記事は何?

UEC外からこの記事を見に来る人がそんなにいるとは思えませんが,この記事はUEC Advent Calendar 2022 その2の24日目の記事です。(その1もあります。)ほかにもたくさん面白い記事があるので,気になる人はぜひ見てみてください。

23日の記事は,かわいいねさんの「メンタルの話」でした。自分の弱い部分(?)と向き合って、しっかりと言語化することができるのがすごいと思います。World's Smallest Violinとかいかがですか...?(隙あらばAJR推し)

25日はとりゑもんさんの「僕の友達の競馬予想と競馬を始めて1年を振り返りたいと思います」です。電気通信大学は(というか調布は)確か近くに競馬場があったので、競馬を嗜んでいる方も多いかと思います。楽しみですね。私ですか?私は毎年有馬記念のCMを聞いては季節を感じているだけの人です() 明日の記事も楽しみですね。

本題

で、今日は何についての記事なんだい?

この記事で私が紹介するのは、SCP Foundationです。(ファイル転送するやつではありません)

SCPを知らない人は、この記事を通してSCPを知ってもらう、すでに知っている人は、私の一押しをシェア出来たらいいなと思います。

最近はyoutube向けに動画を投稿する人が増えてきたので、詳しくはなくてもチラ見、小耳にはさむなどはある人が多いかもしれません。実際scp関連の動画は結構再生数があるものもあり、コンテンツやコミュニティーは年々肥大化しているように感じます(主観なのでデータなんかねえよ

scp系youtube例1 scp系youtube例2 scp系youtube例3 scp系youtube例4

(画像掲載めちゃくちゃ雑です。すみません。)さらっと人気どころを挙げるとこんなところでしょうか。まだあるかもしれませんが私が知らないので終わりです。興味ない人もサムネくらい見たことある人が多いんじゃないでしょうか。ちなみにどのチャンネルも好きですが、私が一番見るのはscp情報局です。

SCP Foundationとは?

この記事の目標の一つが「SCPを知らなかった人に興味を持ってもらう」なので、今一度SCPとはなんなのかさらっとおさらいしておきます。

ざっくりとした説明なので、もしもっとちゃんと知りたい人はこことか公式あたりを参照してもらうといいです。

SCPとは、創作及び創作投稿サイトの総称です。その起源は4chanで行われていた、貼られたホラー画像に対してキャプションをつける遊びで、現在も(画像などのライセンス管理は厳しくなっていますが、)そのようなスタイルです。(したがって、今でもたまにホラー画像が使われることがあり、知らずに開いたら普通に怖いです。)

SCPの一番の特徴は、SCiPおよびSCP財団というサイト共通の土台のもとで作品が作られることです。SCiPとはこの世の常識に反するような事象、物体のことで、SCP財団はこれらの異常から世界を保護するという使命の元活動しています。(異常物品の例: 無限に水が出てくる水筒姿を見ると猛スピードで殺しに来る化け物RPG世界のようにされてしまった空間など)

SCPとはSecure Contain Protectの略称で、(ほかにもSpecial Containment Proceduresだったりしますが、こまけぇこたぁいいんだよ)これはSCP財団の理念を表しており、異常物品を確保収容し、一般人の目に触れぬように保護します。財団はあくまでSCiPという世界の不条理を取り除くことを第一として動きます。すなわち、世界の正常性さえ保たれていればいいという団体です。

財団はふつう超技術を持っており、今の文明の2歩くらい先に行ったオーパーツみたいな装備でSCiPの確保を行います。しかし、前述の通り世界の正常性さえ保たれていたらいいというスタンスです。例えば非異常性の何かによって地球がやばくなったりしたとき、財団は動きませんこの性質はよくSCP記事の主題に挙がったりするような奥の深いテーマだといえるでしょう。

また、特筆すべきなのはSCP記事の体裁です。以下にある記事の画像を載せます。

scp1009
画像

ソース: http://www.scp-wiki.net/scp-1009 ライセンス: CC BY-SA 3.0
タイトル: tree2-small.png
著作権者: Sophia Light
公開年: 2011

上の画像を見ていただければわかるように、SCPの記事は基本的にすべて報告書の体裁をとっており、財団がマークした異常物品に対する情報が機械的に記述されています。SCPの醍醐味はこの語り口にもあり、機械的な記述の中で作品の雰囲気が作り上げられます。基本的には決まった流れで作成されるので、読み方さえわかると初心者でも楽しみやすいかなとも思います。(時々format-screwという変則記事もありますが、多くはないです。これとか)

報告書の中で出てくるセクションについて、軽くまとめてみました。

  1. アイテム番号: これは、財団がオブジェクト(SCiP)を管理するときに使用している番号という設定のものです。同じ番号を共有するアイテムはありません。メタ的には、この番号は早い者勝ちなのでキリ番など人気のある番号はコンテストの景品として与えられる場合があります。なお、この番号とは別に「メタネーム」というものも持っています。これはいわば「作品名」です。当然財団世界ではなじみのない呼び方なので、記事内に出てくることはないです。

  2. オブジェクトクラス: 一言でいうと、アイテムの脅威度です。ざっくりKeter->Euclid->safeの順番でヤバいと考えてもらえればいいです。ただ、このクラスは様々な要素が複合して決定されているので、初心者はなんでこのアイテムにこのクラスがつけられているんだろうとかを考えると楽しいかもしれません。

  3. 特別収容プロトコル: これは財団が現段階で確立しているアイテムの取り扱いに関するベストプラクティスです。オブジェクトクラスが低いアイテムに関しては基本的に収容方法が確立されているものも多く、実質的には管理マニュアルという意味になります。しかしketerクラスなどになると、実質的な抑え込みをあきらめて、まだ「マシ」な方法を提示しているだけの場合もあります。ちなみに、このパートがオブジェクトクラスの下に来ている理由は、緊急時に取り扱い方法がすぐわかるようにできるだけ上に書くべきというものらしいです。ネタが細かいですね。

  4. 説明: アイテムの説明です。多くの記事はこの部分に一番主眼が置かれています。多くは発見状況や、どのような異常性があるのかなどの説明、現在に至るまでに起こったインシデントなどが書かれます。

大体このくらいの知識でも楽しく読めると思います。再掲になりますが、もし興味を持った方がいましたら、セクション先頭で貼ったようなリンク先などものぞきに行ってみることをお勧めします。私のものよりもより詳細で正確な説明があります。

オレオレSCP紹介!(初心者向け)

まずはSCPについて知ってもらえたと思います。次に、私の一押しSCPを「ここすきポイント」とともに紹介していこうと思います。まずは初心者に知ってほしい(または,初心者でも読みやすいと思われるやつ)作品を紹介します。

SCP-040-JP(通称: ねこですよろしくおねがいします)

栄えある先頭に選ばれたのはscp-040-jpです。本家記事を見に行く人向けの注意: この記事は詳細を展開するとちょっとびっくりするような画像が使われていますので,折り畳みを開けるときはそういうつもりで開けましょう

このscpは,一言でいうと「中を覗き込んでしまうと,以降暗闇の中に幻覚が見えるようになり精神が死ぬ」scpです。この記事は非常に有名で,scp殿堂入りコレクションにも入っています。皆さんはyoutubeなどのコメント欄で「ねこでした」とか,「ねこはいます」とかみたことあるんじゃないでしょうか?それの元ネタです。

ちなみに,すでに知っている人向けなんですけどこんなジョーク記事も存在します。

ここすきポイント

この作品のここすきポイントは,やはりその圧倒的な知名度です。このscpを知ってるだけで学校で友達100人は固い(適当)

SCP-173(通称: いなみちゃん)

仮にもscpを紹介する記事なら絶対に外すことはできないと思ってランクインです。このscpは事実上の「最初のscp」です。すなわち,掲示板で一番最初に考えられたscpということです。^要出典^ならなんで173番なんだって?知らん

このscpは,一言で説明するなら「目を離したら襲ってくるやべー奴」です。実際,特別収容プロトコルにも掃除の際は3人以上で入室するように規定されています。詳細は記事を見てみてください!(短いので)

ここすきポイント

この記事のここすきポイントはアイテムのシンプルさです。じつは,最近の記事になるほど作者が力を入れ過ぎて難解になるという傾向があります。しかし,この記事は最初期の作品だけあってすごく設定がシンプルで,ミステリアスな雰囲気がscpって感じがしてとても好きです。ちなみに世界的にもかなり愛されているみたいで,各国支部の173番ナンバーを決めるためにコンテストとかやってた気がします。(初めての方は困惑するかもしれませんが,scp-173-○○(国のコード)とscp-173は別の記事です。実際上で紹介した040-jpは日本支部の記事で,本部の040とは違うものです。)

SCP-8900-EX(通称: 青い,青い空(メタネーム))

お次に紹介するのはscp-8900-exです。この記事の末尾についているexというのは,オブジェクトクラスがexplainedに設定されているものにしかつかない特別なものです。本来このような特殊クラスを紹介するのは,初心者向けかといわれると「ウーン」っていう感じですが,日本での知名度が非常に高いため取り上げました。

オブジェクトクラスExplainedとは,次のいずれかの条件を満たすオブジェクトにに付けられることが多いです。

このアイテムは後者の条件を満たしています。あまりネタバレをしたくないので気になる方は見に行ってみてください!

ここすきポイント

この記事のここすきポイントは,まず現実との親和性の高さです。実はこのオブジェクトは普段皆さんも非常に親しんでいるもので,この記事を初めて読んだときは「こんなの思いつくなんて天才か?」って思いました。

また,作品中のO5の言葉(O5っていうのは財団の偉い人です。)は,scp財団の理念をよくあらわしている名文です。たまにコメント欄とかで見かける気がします。

SCP紹介(無差別級)

ここからは,書くのしんどくなってきたので読んでいる人も知っている人がある程度いると思うので,個人的に好きな記事のみをいくつか紹介していきます。できるだけマイナーなものとかを紹介していけたらと思います(私は英語読めないので,未翻訳記事とかは無理ですが)ちなみに選定基準はすべて私の好みなので,結構読みづらいものとかも入ってたりします。ご了承ください

SCP-023-JP(影の鉄道路線)

このscpは,鉄道駅に突如現れるヤバい路線です。誰も監視していないときに,まるで元からそこにあったかのように突如その路線への入り口が生成されます。そこに走っている電車に乗ると,当然えらい目にあいます(ほとんど帰還した例がないそうです。)

ここすきポイント

scpならではのこの意味不明さがとっても好きです。記事中に出てくる当然のように役に立たないgpsとかもいい味出してます。あと,このscpの魅力は実験記録が面白いことです。作品には4回の実験記録が載っており,なかなかヤバい様子が伝わってきます。中でも最後の実験記録は突っ込みどころ満載で好きです。

SCP-3300(The Rain)

このscpは日本ではそんなに有名ではないかもしれません。モンタナ州クリアウォーターの町で年に一回起こる「元の住民が消失して,新しい住民に置き換わる」という超常現象です。

ここすきポイント

この記事のいいところは,なんといってもその圧倒的な雰囲気です。まず名前がいい!うん!シンプルでとってもいいです。そして舞台がモンタナ州クリアウォーターという何とも「リアルだけど日本人には想像がつかない隔世感」がいいです。何より,機械的な報告書の語り口と補遺に残されているかつてのクリアウォーターの住人の日誌との差異がまたいい感じです。うん。いいよね。正直全然記事紹介できてないような気がするけどヨシッ!

Tale: マリアナ海溝から回収された文書

お次はtaleです。taleとは,scp関連の小説のようなもので,多くはアイテムや財団職員の裏話的なものだったりします。つまり正規のアイテムではないです。(遂にscpですらなくなったのか)

このtaleは、文字通りマリアナ海溝から回収された文章という設定になっています。内容は、数々の異常物品が財団のコントロール下から離れ、世界が危機に瀕している様子を何も知らない一般人がつづっているというものです。

ここすきポイント

まず財団外部の人間の視点で書かれているという点です。異常な物品を知らない人々がどんなふうに感じるのかを映し出しているのがすごいと思います。そして、途中に出てくるある財団職員の会話が底知れない不気味さというか、常識が通じない感じというかがすごく好きです。

「なぜできないと?前にもやったんだぞ」←ここすき

「どうか、彼らが私を洗い流さないように。彼らが我々を隠さないように。もっといろいろなものを見つけてくれ、何かを残そうとした人たちがいることを私は知っている。世界を無駄死にさせないでくれ。我々を忘れないでくれ。(Remember us.)」←ここすき

よもやま話

あれ?この文章で世界滅んでね?と思った方もいるかもしれません。しかし、こうやって財団のデーターベースの中に保存されているということはいまだ世界は存続しているようです。すなわち、財団は世界を修復するほどの何かを持っているという示唆になっています。実際、財団の保有する異常物品の中にはそのようなチートアイテムとしか言えないようなものがいくつか存在します。例えばSCP-2000は、機械仕掛けの神というメタネームで、(機械仕掛けの神というのは、古代ギリシアの演劇において物語を収束させる何でもありな存在を指す言葉からきているようです。)世界がやばくなった時にrebootすることができるというものです。しかしメタ的にはscp-2000よりもこの記事のほうが先に投稿されており、事実上の元ネタという説が有力です。いかにこのtaleがscpコミュニティに影響を与えているかがよくわかります。

また、このtaleに登場するscpも実際に記事として存在するものがたくさんあります。実はメタ的には各報告書はパラレルワールドとして書かれることが多いのですが、(すなわち、作者の数だけ財団世界があり、それぞれで矛盾した設定をはらんでいても基本的にはOK)この記事はクロスリンクはしてないものの、様々な他記事と密接につながりがあって楽しいですね。

SCP-1986(架空図書館)

この作品は、アルゼンチン国立図書館の地下にあるトンネルのような空間です。それは無限に奥に続いており、(実際に無限かはわからないが、財団の探索では「最後」は見つかっていない)壁には無数の本がずらっと並んでいます。その内容は非常に多岐にわたり、場合によっては未知の言語で書かれていることもあります。

ここすきポイント

なんといってもこの独特な雰囲気がたまらないです。無限のトンネルにある無限の本、そこには文字によって表現可能な一切を含んでいる。。。無限への憧れを感じます。

また、探索記録にある多彩な本も魅力の一つです。この記事のfootnoteには、「ある研究者は、認識できる本を求めてトンネルを探すことは、有理数を探して実数直線を横断するようなものであると喚起する比較を打ち出してきました。」とあります。(もうこれすき)すなわち、非常に厖大な本から見つけ出した貴重なサンプルというわけです。その内容も「そうはならんやろ」みたいなものばかりで面白いです。

この作品には元ネタがあります。それは、J.L.ボルヘスというアルゼンチンの作家の作品「伝奇集」に収録されている「バベルの図書館」という作品です。以下にこの作品からの引用を書きます。

…これらの例示のおかげで、ある天才的な司書が図書館の基本的な法則を発見した。この思想家のいうには、いかに多種多様であっても、すべての本は行間、ピリオド、コンマ、アルファベットの二十五字という、おなじ要素からなっていた。また彼は、すべての旅行者が確認するに至ったある事実を指摘した。広大な図書館に、おなじ本は二冊ない。彼はこの反論の余地のない前提から、図書館は全体的なもので、その書棚は二十数個の記号のあらゆる可能な組み合わせ―その数はきわめて厖大であるが無限ではない―を、換言すれば、あらゆる言語で表現可能なもののいっさいをふくんでいると推論した。いっさいとは、未来の詳細な歴史、熾天使らの自伝、図書館の信頼すべきカタログ、何千何万もの虚偽のカタログ、これらのカタログの虚偽性の証明、真実のカタログの虚偽性の証明、バシリデスのグノーシス派の福音書、この福音書の注解、この福音書の注解の注解、あなたの死の真実の記述、それぞれの本のあらゆる言語への翻訳、それぞれの本のあらゆる本のなかへの挿入、などである…"

岩波文庫 伝奇集, J.L.ボルヘス

この特徴、非常に架空図書館と似ていませんか?実はバベルの図書館の中に出てくる図書館は、六角形のパーツが無限に重なってできたような構造をしており、いろいろなところで類似点が見えると思います。そうです。このscpのスタンスは、ボルヘスが架空図書館を発見しており、そこから着想を得てバベルの図書館を書いたというものになっております。この嘘か本当かわからないくらいの現実世界とのリンクがとってもいいです。。

ちなみに原作のほうもめちゃくちゃ面白かったです。電通大図書館にも置いてあるので、興味があったら見てみてください(12/6のタイムスタンプは私です笑)

SCPワールドの歩き方(の勧め)

さて、scp紹介もまだまだしょうかいしたいものがありますが、 そのあたりは次の機会に譲るとして、俺的scpの楽しみ方を紹介します。

いやほら、scpって読むのも追いかけるのも大変じゃん?

はい、まず大前提として、原文をそのまま読むのは結構大変です。当たり前っちゃ当たり前なんですが、scpのフォーマットに従って書いた文って、結構かみ砕きながら読まないと理解が難しい場合も多いと思います。特に「説明」セクションの前に「特別収容プロトコル」があるので、(基本的にプロトコルはマニュアルなので、全体像をつかんでからじゃないとなんでそんなことするのかわかりにくい場合が多いです)前から通しで読んで一回ですべて内容を読み取るのは結構大変だと思います。特殊な言い回しも多いですしお寿司。

そこで、あんまり大変じゃない楽しみ方をいくつか紹介します。私みたいな人向けです。実際私はこんな生意気に解説みたいな書いてますが、原文をすべて読んだ記事はそんなに多くないです。(この辺は人にもよりますが、、、)

アニヲタwikiを読む

個人的にはアニヲタwikiのscp記事が非常に素晴らしいと思っています。口語調で非常に簡潔にまとまっており、それでいて細かい説明もたくさんあります。scpに関する裏話や考察なども非常に質が高いと思います。また、更新が非常に速い(ものもある)ことがいいです。時折読んだだけだと全然意味が理解できないscpとかに出会うことがあります。そんな時は基本的にまずアニヲタwikiから見てます。ということで最推しです。

youtube/niconicoの紹介動画

youtubeやniconicoではたくさんの人が開設動画をあげてくれています。scpはかなり緩いライセンスで公開されることが多いので、第三者によるコンテンツ作成も活発です。ただ、ジャンルが偏りがちだったり、解説の質がまちまちだったりという点はありますが、お気に入りの人を見つけると楽しいです。

原文読み上げ

scp作品はその性質上、音声コンテンツとして提供されている場合も多いです。上で紹介したような解説ではなく、完全に原文をAquesTalkなどで読み上げするというようなものです。

この方法のおすすめポイントは報告書風の文章と合成音声が非常にマッチしているという点です。個人差はあると思いますが、私は好きです。また、自動再生で適当に流すだけでいろいろなscpと出会えるのもいいところだと思います。SCP情報局さんは大量のコンテンツをyoutube/niconicoにアップロードしてくれているので、私はよく聞き流しています。あと、解説の茶番とかが嫌いな人にもいいかもしれません。(コメント欄でそういう意見見たことあります)

気に入ったscpを見つけたら

上で書いたような方法で、お気に入りのscpをみつけたら、次は本家に行って読んでみることをお勧めします。きっとまた違う印象とか感じるんじゃないでしょうか?(適当)あと、記事内でクロスリンクされている先を見に行ってみるのも面白いと思います。

長い。三行で。

アニヲタwikiと読み上げがおすすめ
気に入ったのがあったら本家
ただ、楽しみ方は人による\

終わりに

内容は以上で終了です!めっちゃ長い記事になってしまいましたが、読んでくれた人もそうでない人もこのページに来ていただきありがとうございます。

あまり考えずに勢いで書いてしまったので、結構読みづらい記事になってしまったかもしれません。というかそもそもこんな長い文章めったに書かないのでそりゃそうかもしれません。もし誤字脱字や内容に関する訂正依頼、記事への感想や文句などがあればそれらはtwitterのほうにお願いします。githubわからない人類なので、githubでなんかしていただいても反応できない可能性が高いからです。

初めてのアドベントカレンダーですが、ほかの参加者の記事などを読めて楽しいなと思いました。また来年も続くといいですね!

この記事を通してscpを楽しむ人が増えてくれたら私は嬉しいです。それではありがとうございました!メリークリスマス!